- 小学生のバドミントンは何から教えるべき?
- 練習方法は?
と悩んでいませんか?
小学1年生からバドミントンのチームに入ってキャリアをスタートさせた私がレクチャーします
最近では小学校低学年からバドミントンを本格的に開始する子が増えています。私もそのうちの1人なわけですが、
- 『こうすればよかったかもしれない!』と感じたこと
- 『こうしてよかった!』と感じたこと
など、実にたくさんのことを感じて現在に至ります。
この記事では小学生の練習の重要性、何からスタートさせるべきなのかがわかります。
- 小学生の練習がなぜ大切か分かる
- 大きくなっても強い選手を育てるためには何が必要か分かる
- 小学生の練習は何からスタートするべきなのか分かる
これから始める小学生や親御さんに参考になる記事になっています。ぜひ参考にしてください。
はじめに 小学生のバドミントンは基礎を作る練習に取り組もう
小学生時代の練習は『一番大切な基礎をつくる時期』です。
小学校を卒業した後もバドミントンを続けていくという長い目で見ても『小学生の頃に習ったこと』がその子のバドミントンの基盤なります。
バドミントンにおいて小学生の時に習う練習が一番大切なのです。
小学生の時に習った基本的なことがしっかりとできる選手は
- 悪い癖がないので上達しやすい
- プレーや打ち方を修正することに時間を取られない
- 応用を身につけやすい(例えばフェイントなど)
小学生の時はシンプルなバドミントンを目指すと後々たくさんのプレースタイルに応用できる
『シンプル』と表現しましたが、『悪い癖のない綺麗なバドミントン』を目指すことが大切です。
大きくなっても強い選手を育てるために気を付けること
小学生は基礎をつくる大切な時期と述べました。中学生、高校生になっても活躍できる選手を育てるために必要なことは
- 必ず綺麗なフォームを身につける
- 技術力をつける
この2点です。
特にフォームは後々のバドミントンに影響しやすく、一度クセがついてしまうと直すのが難しくなります。
また、悪いフォームで怪我を引き起こしやすくなるなども考えられるので要注意です。
技術力がなぜ必要かは私が感じたことを含めてこちら記事に書いているので読んでみてください。
小学生のバドミントンは何から練習するべき?
小学生のバドミントンは
- ラケットの握り方
- シャトル投げ
- フットワーク
から始めることをオススメします。
それぞれの練習内容を詳しくみていきましょう。
ラケットの握り方は超重要
私が低学年のころはラケットの握りが少しでも間違っていたらすぐ直されました(笑)
その根気強い指導のお影でバックハンド、フォアハンドの『握り変え』を早く身につけることができました。
ラケットの握りが間違ったままだと、シャトルがラケットに当たらないという問題が発生します。
シャトルがラケット面に当たる、飛ばせる楽しさが伝わるように握り方は根気強く指導しましょう。
何を参考にするべき?
小学生のうちはシンプルで基本的なバドミントンを目指すことをオススメします。
なので、いきなり応用ではなく基本的なバックハンド・フォアハンドを握れるように指導しましょう。
シャトル投げでオーバーストロークが綺麗なフォームに
シャトル投げ
コートにシャトルをばらまき、拾って相手コートに投げる
シャトルを投げることで肩や体をうまく使えるようになります。
ゲーム性を持たせるなら、
- シャトルを時間内に何個相手コートに投げれるか
- 相手と同時にスタートして1分後どちらが多く投げれたか
など、競争の要素を入れてあげると良い。
何人かで1チームでもいいですし、一対一で行っても良い。
この練習は遊び要素も取り入れながら体の使い方が身に付くのでオススメ練習です。
まだ上手く飛ばせない低学年などが取り組むと効果的です。
フットワークは必ず練習しよう
フットワークはバドミントンにおいて最重要です。
ですから、フットワークを甘く見ることなく練習していきましょう。
ステップなども悪い癖がつきやすいので根気強く指導することが大切です。
小学生のフットワーク練習では
- ホームポジションに必ず戻る練習をする
- 少ない回数でいいので足の運び(ステップ)を確認、指導
私は筋力がないため動きに自信がありませんが、小学生の頃に綺麗なフットワークを教えてもらったことから
無駄な動きがないフットワークによって『筋力以上にカバーできるようになった』と感じています。
このようにバドミントンは年齢が上がっても小学生の頃に習ったことが生きるのです。
小学生にはバドミントンの楽しさを伝えよう
小学生にはバドミントンの楽しさを必ず伝えられるように指導しましょう。
- ゲーム性を持たせる
- チームで競争させる
など少しのメニューも工夫して指導すれば楽しいものに変わります。
バドミントンが楽しいものであればのめり込めるはずです。
まとめ 小学生は基礎が大切!練習はバドミントンの楽しさも伝えよう
- 小学生時代の練習は『一番大切な基礎をつくる時期』
- ラケットの握りを根気強く教えることでシャトルがラケット面に当たる
→シャトルがラケット面に当たる、飛ばせる楽しさが伝わる
- シャトル投げでオーバーストロークが体を使った綺麗なフォームに
- 小学生の練習にはゲーム性を持たせるなど、バドミントンの楽しさを伝えよう
何度も言いますが、小学生の頃に習った基礎はずっとバドミントンの基盤になります。
基本を大切に、活躍できる選手を育てていきましょう。