【おすすめ練習メニュー】バドミントンのシングルスは2対1で上達しよう

  • シングルス練習メニューのおすすめが知りたい!
  • 2対1でできるおすすめ練習メニューが知りたい!
  • 2対1のパターン練習でシングルスを強化したい!

そんな風に思っていませんか?

ほぼ2対1の練習でシングルスを上達させた私が教えます

今回は私の得意分野であるバドミントンのシングルス練習メニューについてです。

シングルスを強化していく上で2対1の練習は外せません。上達したいなら必ず2対1のパターン練習を取り入れることをおすすめします。

2対1でシングルスの練習を積んでいれば本番の試合が楽に感じられますよ。

この記事を読んで得られるひきだし
  • なぜ2対1の練習がシングルスの強化に繋がるのかわかる
  • 2対1の練習メニューがわかる
  • 練習で意識するポイントがわかる

この記事ではバドミントンのシングルス上達に大切な2対1の練習を意識ポイントと一緒に詳しく教えます。

目次

バドミントンのシングルス強化に2対1の練習メニューがおすすめな理由

バドミントンのシングルスを上達させるには2対1の練習メニューが欠かせません!

私も高校時代は女子に強い選手がいなかったこともあり、2対1でシングルスのパターン練習を積んできました。

バドミントンのシングルス上達に2対1の練習メニューがおすすめな理由

  1. 実戦形式で追い込むことができる
  2. 長いラリーで心肺機能がアップする
  3. 本番の試合が楽になる

ではそれぞれの理由を詳しく見ていきましょう。

①実践形式で追い込むことができる

ノック練習に対して2対1の練習メニューでは『実際の返球でラリーする』ことが可能です。

バドミントンは本来一方的にシャトルが飛んでくるのではなく、自分と相手の返球でラリーが続きます。

ですから、練習の中で実践的に追い込める2対1の練習メニューはシングルス上達にとても役立つのです。

②長いラリーで心肺機能が向上する

2対1の練習メニューは相手が2人であることから平均してラリー数が長くなります。

もちろん、1対1で練習するのも必要ですが、ラリーが長く続かず追い込めないことがあるのも現状です。

ですから2対1で練習することで長いラリーに慣れるため心肺機能を強化することが可能なのです。

③本番の試合が楽になる

2対1の練習メニューでは簡単に得点を決めることができないので常に厳しいラリーを展開できます。

そして練習は2人だった相手が本番の試合では1人になります。

スペースが空いているように感じますし、返球スピードも遅くなるので本番の試合が楽に感じられるはずです。

バドミントンのシングルス強化!2対1のおすすめ練習メニューで上達しよう!

2対1おすすめ練習メニュー

  1. 2対1のレシーブ練習
  2. 2対1のフリー
  3. 2対1の攻撃練習

『2対1の練習メニューで得られること』の共通点

  • キツいけどやりきる&継続で実力大幅アップ
  • シングルス強化に『超もってこい』な練習
  • スピードアップ&コートカバー力アップ

シングルスに必要な要素を強化することができるパターン練習として重宝します。

自分で追い込めばキツい練習になりますし、逆に自分で抜けば意味のない練習メニューになってしまいます。

①2対1のレシーブ練習

が動く方向、茶色がシャトルの軌道です

2対1のレシーブ練習
2対1のレシーブ練習

2対1のレシーブ練習では2人の方がトップアンドバック(前後)の立ち位置で

  • スマッシュなど後ろから攻撃するする人
  • 前でレシーブされた球を繋ぐ人

後ろで打つ人はスマッシュをメインに前の人はネット前に打つのですが、

  • スマッシュだけorスマッシュ・カット・クリアーあり?
  • カットはあり?ドロップは?
  • クロススマッシュは?あり?なし?
  • 前の人はロブあり?なし?

このような感じで細かく打つ球の種類を決めましょう。

自分の身につけたいこと・自分に足りていないことを考えてショットを決めましょう。

もし、レシーブが苦手で重点的にしたいならスマッシュオンリー。また、コートカバー力をアップさせたいならカットやクリアーも混ぜてコートを大きく動くことを意識してもいいわけです。

また、『球の厳しさ』を設定することも大事です。例えば、

  • ラリー続けることが大事なのか
  • 相手が全力で打った決め球を取りに行くのが大事なのか

どんな練習も意図や意識が大切です。細かく考えて、2人に「こうして欲しい」と注文しましょう。

②2対1のフリー

黄色の範囲でそれぞれ動きます

2対1のフリー
2対1のフリー

2対1のフリーは必ずやってほしい練習メニューの一つです。

名前の通り、どちらもフリーでラリーをするのですが、2人の方は半面を守る形で左右に別れて行います。

また、この時に2人側はローテションを行わずにラリーします。

なぜローテーションをしないことをおすすめするの?

ローテーションをしてしまうと2人のサイドが空いてしまうことで簡単に決まってしまったり、2人の方がトップアンドバックになった時に『異常にネット前に詰められてしまう』という現象が起こってしまったりと、シングルよりもダブルス色の方が強くなってしまいがちだからです。

あえてローテーションを行う練習方法もありますが、今回はこの理由からローテーションをしない方をおすすめします。

2対1で練習を行うことのメリット

2対1で練習を行うことのメリットとして『簡単に決まらないからラリーが長く続くこと』です。

簡単に決まらない→ラリーが長くなる→長いラリーへの対応アップ&心肺機能の向上

また、とにかく1人の動く方は頭を使いましょう。簡単に決まらない練習だからこそ『どうしたら点数を取れるか?』を考えてラリーしてみてください。

考える練習になる他に、『キツい時に考える練習』にもなります。

そして、一番大事なのは『2人に対して全力で挑むこと』です。決まらなくても全力で挑みましょう。2人に全力で挑んでいれば実際のシングルスをした時に楽に感じるます。

③2対1の攻撃練習

黄色の範囲を動きます。の矢印は動く方向です。

2対1の攻撃練習
2対1の攻撃練習

最後に紹介するのが2対1の攻撃練習です。自分で追い込む気持ちが必要なパターン練習です。

  • 2人の方はサイドバイサイド(半面ずつ守る)
  • 1人の方は基本的に攻める(スマッシュやカット・クリアーを混ぜながら)
  • 2人の方は基本的に守る&後ろに来た球はクリアーのみ

このような感じでやっていきます。

ルールとして難しいことはないのですが、とにかく1人の方は攻めましょう。

自分でスピードをあげて攻撃し続けることは難しいですが、自分の限界を超えるつもりで攻めます。

そうすることで『キツいながらに攻め続けられる力』『終盤でも動いて攻め切れる体力や気力』が身につきます。

体への負担はもちろん大きいのですが、メンタルも鍛えることができる良い練習です。

それぞれの時間設定は?

時間設定についてはそれぞれ5〜10分が目安です。

  • レシーブは長めに攻撃は短め
  • フリーを長くしたいから他の2つは5分にしよう

など、このような感じで設定してもらって構いません。

インターバルの時間設定もレベルや取り入れたい強度で決めましょう。

そして私がオススメするのがこの3つの練習もしくはレシーブ&攻撃をセットに連続で行うことです。

レシーブを10分間して「攻撃もそのまま5分間!」のように、インターバルを入れずに1人の方がコートに連続で入ったままメニューを変えます。

  • レシーブ練習をしてそのまま攻撃、そしてそのままフリー
  • レシーブ練習してそのまま攻撃で次の人に交代

このように求める強度でメニューを決めましょう。

コートに入る時間がかなり長くなりますが、バドミントンのシングルスの試合はもっと長いことがほとんどです。

長い時間でも動き切れるように連続でコートに入って追い込むことも時には必要です。

もっとシングルスの練習メニューを知りたい!という人へ

今回は2対1の練習メニューに限定して紹介していきましたが、シングルスのパターン練習は紹介したものだけではありません。

  • 今の練習がいつもと同じでつまらない
  • 新しい練習メニューを取り入れたい
  • もっとシングルスを強化したい!

と思っていませんか?

シングルスの練習メニューはたくさん存在していますが、決まったメニューしか取り入れれていないという人も多いですよね。

そこでおすすめなのがDVDで練習メニュー情報を入手してひきだしを増やすことです。

oHIsamaおすすめDVDはこれ!

  • 日本代表Aコーチ 中西洋介 指導・監修
  • ラケットワークなど最新のバドミントンがわかる
  • 実際の練習風景でイメージしやすい

バドミントンを約15年ほどしていますがやはり練習メニューはたくさんあるので知り尽くせません。

その中でも最新の練習メニューが知れるということでとてもおすすめのDVDとなっています。

私のレビューも参考にしてみてください

まとめ シングルスは2対1のおすすめ練習メニューで強化しよう

今回のひきだし

2対1の練習メニューは

  • 実戦形式で追い込める
  • ミスの頻度が下がりラリーが長くなる
  • 平均ラリー数が多くなり心肺機能が向上

おすすめ練習メニューは

  1. 2対1のレシーブ練習
  2. 2対1のフリー
  3. 2対1の攻撃練習
  • 時間設定についてはそれぞれ5〜10分が目安
  • 連続でメニューをすることで強度がアップ
  • 自分の身につけたいこと・自分に足りていないことを考えてショットを2人に注文することで練習の質がアップ

2対1のシングルス練習はどれも強度が高くなりがちです。たくさん練習をしておけばシングルスは圧倒的に楽になります。

自分の限界にチャレンジしながら取り組んでシングルスを強化しましょう!

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