シングルスでもっと動けるようになりたい!
広い範囲のシャトルを取れるようになるには?
こんな風に思っていませんか?
シングルスで全国大会に何度か出場した私がレクチャーします
バドミントンでは広い範囲を守ったり、動いてラリーする力が必要です。
今回は実際にやってみてコートカバー力がアップしたと感じたものをご紹介していきます。
- どうすれば広い範囲を動けるようになる分かる
- コートを広く動けるようになるためのオススメの練習方法が分かる
- 意識ポイントが分かる
バドミントンのコートカバー力をアップさせて広く動けるようになるには?
バドミントンでコートカバー力をアップさせて広い範囲を動けるようになるには、
- コートを動ききる筋力や体力
- コートを広く動く『慣れ』
コートを広く動くことは練習を通して慣れていけば身につきます。慣れというのは、足を出す感覚や速いスマッシュに反応して触る感覚です。
今回は下の『慣れ』に必要な練習方法をご紹介していきます。
バドミントンで求められるもの
- メンタル
- コートカバー力
- 配球力
基本的にシングルスで必要なものをざっくりあげるとこの3つです。
今回は広い範囲を動けるようになるためコートカバー力に焦点を当て、さらにオススメの練習方法をご紹介します。
動けるようになる!バドミントンのコートカバー力を高めるオススメ練習方法
コートカバー力を高めるオススメ練習方法は
- 2対1のレシーブ
- シャトル置き
ではこの2つの練習に取り組む前に意識することを押さえておきましょう。
- 無理!と思わずに頑張ってシャトルを触りにいく
- 腰を低く、膝を曲げて構えることを意識
- 練習の配球パターンが分かっていても実践的にセンターポジションから動く
このようなことを意識することでかなり効率よくコートカバー力を高めることができます。
自分の課題は人それぞれです。自分の課題に合わせて意識することを心がけてみましょう。
オススメ練習方法① 2対1のレシーブ練習
茶色がシャトルの軌道で黒が動く方向です
2対1のレシーブ練習では、スマッシュを打ってもらってひたすらレシーブしていきます。
- 2対1で行う。2の方は前後の形(トップアンドバック)
- 2の方はローテーションなし(ずっと固定)
- 1の方は基本ショートレシーブ、前はロブ
基本的にはこのように行っていきます。
2に入った方も大事な役割なのでポイントを理解しておくようにしましょう
まず2に入った方が意識するポイントとしては、
- サイドライン際をしっかりと狙ってスマッシュを打つ
- 簡単にミスってラリーを切らない。とにかくラリーを繋げる
まずはミスらないこと。ラリーを繋げること。
1人の一生懸命さに答えるように練習をしましょう。そして、2人の方に入った時も自分の練習だと思って取り組むことが大切です。
練習のメインである1人の方は
- とにかくシャトルを触りにいく(諦めないこと)
- レシーブも大切だが、ロブの精度にも気を付ける(=しっかり打つこと)
この練習は技術的な要素も強い練習ですが、まずはしっかりとスマッシュに対応できるように頑張りましょう。
そして何より諦めないこと。一生懸命取り組めば段々とカバー力が高まります。
コートカバー力を高める順序
バドミントンはすぐに動けるようになるのではなく、少しずつ動けるようになります。
ライン際まで足が出なくてレシーブが苦手です…
もしスマッシュが速い、あまりにも取れないから練習にならないと感じるのなら、スマッシュの速度を落としてもらい触れる速さにしてもらいましょう。
そこから段々とスマッシュのスピードを上げていき、『ギリギリ取れるか取れないかくらい』を攻めてもらいましょう。
『ギリギリ取れるか取れないかくらい』を繰り返し触りにいく練習をしていくことでカバーできる範囲が広がっていきます。
私もこの練習を繰り返していくことで
1年前よりコートカバー力が上がった!
前は取れなかった範囲まで取れるようになってきた!
と実感するのには時間はかかりますが、だんだんと感じるようになりました。
最初は触れないことが多いです。しかし、頑張って足を出してシャトルを触りにいくことで速さに慣れていきます。
オススメ練習方法② シャトル置き
一番きついと思われる練習ですが、シングルスの動きには最適です
少しトレーニング要素が強い練習の一つでコートカバー力を高めるには最適な練習方法です。
私がなぜオススメするかというと、
- ライン上まで足を出すことになるので広い範囲を練習できる
- ラケットの長さ分を足で補わなくはいけなくなる
要するに『足がしっかりとライン際まで出せるようになる』ということです。
レシーブは足が大切なので、トレーニング要素もあってフットワークの動きという実践的なシャトル置きは超オススメです。
私がオススメするシャトル置きのメニューは、
- バック前orフォア前から全面6方向(前2×サイド2×後ろ2方向)に散らばす
- サイドの往復(例:フォアサイド→バックサイドに置いていく&その逆)
- フォア前→バック前に置いていく&その逆パターン
私のオススメはこの3つのパターンでのシャトル置きです。
意識するポイントとしては、
- 膝を曲げて状態を低く保つ
- スピードを上げて自分で追い込む
- しっかりセンターポジションに戻ってから次の動きへ
シャトル置きはとても足にくるのでキツいですが、バドミントンのコートカバー力を高めるには最適です。
また、センターポジションからしっかりと動き出すことでフットワーク強化にも繋がります。
まとめ バドミントンのコートカバー力を高めて動けるようになろう
- コートを動ききる筋力や体力
- コートを広く動く『慣れ』が必要
広い範囲を動けるようになるには
- 2対1のレシーブ
- シャトル置き
が有効!さらに意識ポイントを押さえて練習に取り組むことが大切。
コートカバー力が高まればたくさん拾えるようになってラリーが続くのでバドミントンが面白くなってきます。
動けるようになるには足をたくさん鍛える必要があるのでシャトル置きなど地道なトレーニングから頑張っていきましょう!