基礎打ちって何を意識してやればいいの?
基礎打ちってやる意味ある?
このように疑問に思っていませんか?
私も基礎打ちの『存在意義』的なことに疑問を持っていました。
しかし、ある練習の時に
「基礎打ちも試合のようにやれ」
と教えられ、はっとしたのです。
基礎打ちも大切な練習の一つなんだ…と。
その日から基礎打ち開始から試合のように取り組んだことで細かい技術的なところがメキメキ上達していきました。
そんな私が考えながらやっている基礎打ちの『ひきだし』を皆さんに伝授したいと思います!
バドミントンが強い人はなぜ強いのか、分かってきた
15年やってると強い人・弱い人の差がわかってきた
私は約15年もバドミントンの練習に取り組んできました。
そんな中たくさん(数え切れないくらい)基礎打ちをしてきたので
たくさんの相手と基礎打ちをしてきたわけです。よくよく考えてみると本当に強い人は
基礎打ちから試合さながらの雰囲気だ!
と感じることが多いことに気がつきました。
逆に言うと、弱い人(なかなか強くならない人)は
なんでこんなにテキトーなんだ!しっかりやらないのかな
と感じていました。
毎回同じ内容。でも強い人は絶対に抜かない&意識が伝わるんです。
いつからか「私もやらなきゃ!」となりました。
(かなり前なのでもういつかは覚えていませんが)
そんな重要事項を『ひきだし』として伝えたいのです。
バドミントンは基礎打ちから差を出そう
基礎打ち・基本打ちと呼び方はそれぞれではありますが、練習の初めのアップ要素が強いメニューです。
いきなりですが、
基礎打ちから差は出せる!
と思っています。
私は約15年ほど競技をしてきましたが
基礎打ち=アップ
と考えている人が多く感じます。確かに練習の始まりとして基礎打ちをすることが多いのでどちらかというとアップ要素が強くなりがちです。
私はこの考えはものすごくもったいないと感じています(現在も)
そんな基礎打ちは毎回の練習で取り入れていることなのに甘く見てしまうのは間違っているのです。
『どうせ毎日みんなと同じことやるなら差をつけようよ』
みんな同じ内容をこなす部活動なら尚更、どこで差をつけるのでしょうか。
ダッシュをプラスする?残って練習?
どちらも大事ですが、
『せっかくならみんな同じことしている時も差を出そう。』
と考えれば、なんだかこっそり強くなれる気がします。
逆に考えるとせっかくの上達ポイントを逃すのはかなりもったいないのです。
一生懸命やるのならどんどん試合に生かせる方法を考えていきましょう!
『こんなに一種類をじっくり打てるなんて贅沢』
日々皆さんがどのような練習をしているのかは分かりませんが、
部活動の場合、技術練習の時間をじっくり取れない傾向にあると思います。
私の場合も部活動に所属すると『やりたいこと、身に付けたいこと』がじっくりできないなと感じます。
だったら、こんなにもじっくり一種類だけを打てる基礎打ちは超・大事なのでは?という気がしてきます。
じゃあそんな大事な基礎打ち。
具体的にどんなことを考えてやるべきなのでしょうか。
発想の転換 全部意識してみよう!
コースを考えて狙う
バドミントンの最重要と言っても過言ではないコースの打ち分け。
なんとなく打つ、返すという方が多いのではないでしょうか。
半面コートで打つ時も同じです。
『相手のバック側に打つか、フォア側に打つか。』
これだけでも十分な打ち分けです。
その他にも、
- 意識的に相手のバック、フォアと打ち分ける
- 半面でもコースを決めてきっちり狙う
考えてみるとたくさん工夫できそうですね。
特にやってみて欲しいのはドライブです。ドライブを打つ時にフォアハンドで打てる球もバックで打ってみてください。
自分で意識的にすることでラケットの持ち替え(握り変え)スピードやバックハンドでのドライブ練習になるのでオススメです。
特に小学生はバックハンドを強く打てない!と感じている人も多いと思いますので、練習の時から意識的に打つ回数を増やすことをオススメします。
試合を想定した球
基礎打ちの練習になってはいけません。
全ての練習を試合に繋げないと練習している意味がありません。
そこでオススメするのは、
『自分は普段の試合はどう返球しているか』
を考えることです。
きっと
- リズムをちゃんと取っている
- 床を使ってダイナミックに打っている
- 腰を低く構えてどこにきても対応可能にしている
このようなことが思いつくのではないでしょうか。
また試合はミスしないように丁寧に心がけるはずです。
練習の時も同じです。
練習でできないことはできない
これを頭に叩き込んでおけば練習のバドミントンの質がかなり変わります。
とにかく意識高く。そして継続。この繰り返しでバドミントンは強くなっていきます!
今回の『ひきだし』 バドミントンは基礎打ちから差が出る
基礎打ちという贅沢な時間を使って自分のバドミントンのレベルアップに繋げていきましょう!
何事も意識と継続が大切です。次からの練習で早速取り入れてみてください!