バドミントンで考えるってそもそもなんなの?
「考えろ!」って言われるけど具体的にどうすること?
今回は頭脳派バドミントンプレーヤーとして『考えて勝つ!』ということを書いていきたいと思います。
私は頭をたくさんフルに使ってバドミントンをしています。
私のように考えるタイプのプレーヤーではなくても『考える』ことの大切さを日々実感するので伝えたいと思います。
はじめに バドミントンの『考える』ってなんだ?
あんまり動けないし球のスピードもそんなに速いわけじゃないのに強い選手っていませんか?
強いというと恐れ多いですが、私はこのタイプです。
- コート内を動けない代わりに配球が賢い
- 相手を自分の思い通り動かしている人
- 予測したところにシャトルが飛んでこない(いつも逆をつかれる)
もし試合をした相手がこのようなプレーをしてきたら…『考えたプレー』をしている選手だと思います。
バドミントンでの考えるとはまさにこういうことで、
相手の思い通りにさせない、自分の配球で相手を翻弄する
そのようなイメージです。
考えれない選手は勝てない
とても現実的なことになってしまいますが、
パワーやスピードで圧倒するバドミントンで勝っていく選手もいますが、結局は『戦術で勝てる選手』が一番強いと思います。
はじめはパワーやスピードで圧倒しているようなプレーヤーがいるとしましょう。
試合をしていくうちに相手のスピードや配給が読めてきて速いスマッシュに対応されるとどうなるでしょうか?
きっと『そこからどうするか』を考えることができない限り不利な状態になって逆転されるでしょう。
バドミントンのプレー中はどんなことを考えるといいの?
ここからは頭の中の話になってしまうので私の予想や考え方が大きく関係しているかもしれませんが
頭脳派バドミントンをしている私がどんなことを具体的に考えるといいのかを『試合中』『練習中』にわけてそれぞれ考えていきたいと思います!
試合中に考えるべきこと
試合中に頭脳派の私が考えながらプレーしている項目をあげてみました。
- 相手のどんなところが弱い・苦手なのか考える
- 相手はどんなパターンが多いのか考える
- 自分はどこを狙われているのかを考える
私が約15年ほどバドミントンをしてきて『強い人』『そうでない人』の違いはここだと感じます。
試合の最初から最後まで考え切れるかどうか
こういったことは意外とできているようでできていない気がするんですね。
バドミントンの試合中に集中しているのはもちろんだと思いますが、その中で柔軟に考えることはかなり難しいことです。
柔軟に考えるとはさっき上で述べたようなことですが、それだけでなくその場面や『流れ』に応じて対応できるかどうかが求められます。
相手も自分と同じように考えてプレーしていると思うので、慣れてくると必ず相手も対応してきますよね?
そんな時に柔軟にこちらも作戦を変更したり、狙うところを変えたりと対応していくことが求められます。
バドミントンが難しいのはこういった心理戦の要素が強いところではありますが、逆にバドミントンというスポーツ自体の醍醐味であると私は感じています。
練習中に考えるべきこと
皆さんは練習中にどんなことを考えて練習していますか?
一度自分たちの練習を思い出してみましょう。
『練習でできないことは試合ではできない』
私がバドミントンをしていて一番感じることは、練習でできないのに試合でやろうとしても遅いということです。
プレーで考えてみるとわかるやすいと思います。クロスヘアピンが練習でもできない人が試合でいきなりできるようになるでしょうか?
バドミントンの試合での勝ち方や戦術を考えることも同じで、
考えること意識することで、試合の時にも
あ!この作戦でいこう!
と自然に考えることができるようになります。具体的に考えるべきことは
- 自分の苦手なことをどう克服すればよいのか考える
- 練習の意図をしっかりと理解した上で自分が意識すべきところを考える
- 試合だったらどこに返すか?など試合に置き換えて意識を高く持つこと
様々なことが挙げれますが、なかなか全て一度に考えることは難しいので
「今日はここを意識しよう」「これが上手くいかないから意識的にここに打とう」
このように簡単に考えてみると意識しやすいです。
私はバドミントンの練習をしていく上で『とにかく考える』というのを行ってきたので、考えることがクセになりました(笑)
また、試合でピンチになっても冷静に対処できるようになりました。
先に述べたように練習でできないことは試合でもできないということは
練習でしていることはいつか試合でできるようになる
ということです。
今回の『ひきだし』 バドミントンは考えて勝つ!
頭脳派の私がどんなことを考えてやっているのか分かってもらえたと思います。
頭脳派ではなくパワーやスピードを生かしてバドミントンをしている人にも考える癖をつけて欲しいですね。
きっと自分の長所をもっともっと活かすことができるようになります!