- 試合になるといつも動けない…
- 試合前のアップがいつも定まらないから困っている…
と思っていませんか?
アップは練習前や試合前に必ずすることですよね
しかしこのアップがとっても奥が深くてなかなか難しいのが現状です…
私も小学生の時は何回もアップ不足で負けを経験してきました。
しかし、試合の回数を重ね『自分のアップ』方法をみつけたことで、実践していけば毎回同じようなパフォーマンスが出せることが分かってきました。
- なぜアップが大切なのかわかる
- 試合前のおすすめアップがわかる
- アップそれぞれの意識ポイントがわかる
今回はバドミントン歴約15年、試合にも約15年出場してきた私がオススメアップを詳しくご紹介します。
アップはバドミントンの勝敗を決めると言っても過言ではない
実力がどんなにあってもパフォーマンスを出せないと意味がないですよね。
アップは『試合でのパフォーマンスを後押ししてくれるもの』と考えるといいかもしれません。
大事なのは試合が始まってすぐにしっかり動けるアップです。
バドミントンの試合はスピードや柔軟性が序盤から必要です。
しっかりと動けないと時は体が温まっていない時です。
バドミントンはすぐに点が離れていくので『最初から動けるアップ』を心がけましょう。
動ける時と動けない時がある人は?
『うまくアップできた時とできなかった時の差が激しい(定まらない)』ことに悩んでいる人も多いですよね。
動けない経験が多い人は『自分が温まっている感覚』を体に染み付けて「これくらいなら動ける」という自分の中でのラインを日々模索していきましょう。
「うまくアップできた時は調子いいのに今日はできなかった」と思ってからでは遅いですから、『自分のアップ』をみつけ、毎回これをすればいいという状態を目指しましょう。
最初からメニューをみつけておくことで不安が無くなり楽になります。
初戦からしっかり動けるバドミントンのおすすめアップ3選
ここから私のおすすめアップをご紹介します
バドミントンに求められるスピードや瞬発力を最初から発揮するのに最適なのでぜひ実践してみてください。
初戦から動けるおすすめアップ3選
- チャイナステップ
- 素早いフットワーク
- 軽くダッシュ
どのアップも必ず行ってほしいくらい効果的なアップ方法です。
チャイナステップ
皆さんも一度は聞いたことがあるかもしれません
チャイナステップではその場で軽くステップを踏んで早く→遅く→早く…と繰り返していきます。
ぜひメニューで取り入れてほしいのは
- 前後ジャンプ
- 小刻みに左右交互に足をつく
- 前に右足、次に前に左足、後ろに右足、次に左足を後ろに
細かいその場でのステップを素早く繰り返すことで『一歩目の出だし』が出やすくなります。
これで体温を上げようとせず、あくまで『最終確認』程度に考えましょう!
素早いフットワーク
とにかくスピードを速くするのがポイントです。
この時、フットワーク自体は大きく動かなくてもいいですがスピードを最大に出しましょう。
試合前に最大限出しておくことで試合に入った時にすぐスピードを上げやすくなります。
ここで私が見て欲しいのがオリンピック銅メダリストである奥原希望選手の試合前に行うフットワークです。
とにかく速くてどんな感じで動けばいいのかがわかるので一度見ることをおすすめします。
軽くダッシュ
試合前ももちろんそうですが、試合が近い時の練習で取り入れることもおすすめします。
体のキレを出すために行うダッシュでは短い距離で行いましょう。
あくまで試合前のアップ、『自分の最大スピードを出すために行う』ということを頭に置いておきましょう。
全てのアップで共通して言えること
全てのアップに共通して言える大切なことは、試合のコートに入る前に一度心拍数を上げておくことです。
- コート(横幅)2面〜3面分くらいの距離
- 心拍数を上げるために7〜10本
- キレを意識
短い距離であっても自分の意識次第で体のキレを出すことが可能です。
『自分のアップ』を探すにはどうしたらいい?
『自分のアップ』=『私はこれさえやればパフォーマンスが出せる』自分に合わせたアップ
皆さんの中には『自分のアップ』がなかなか見つからず模索されている人もいるかもしれません。
現在では『自分のアップ』が定着していますが、小学生の時は定まっていませんでした。
いい状態で試合ができたり、アップ不足になったり…と毎回バラつきがありました。
『自分のアップ』を見つけておき、繰り返し取り組むことで『自分のルーティーン』にもなります。
メンタル的な話になりますが、緊張した時に
「いつも通りちゃんとアップしたから大丈夫」と言い聞かすことができるようになります。
そうすることで自信に繋がる&体も動くので相乗効果があるのです。
見つけ方としては
- 普段の練習試合で模索
- 多めにアップを取り組んで「これがよかったかもしれない」と絞っていく
- 調子が良かった試合のアップを思い出す
- 強い人のアップから盗む
- 新しいアップにチャレンジ
これらを考えてみると無意識にやっていたこともあると思います。意識的にアップを考えることで自分のルーティーンになって『自分のアップ』が見つかるかもしれません。
まとめ 初戦からしっかり動けるバドミントンのおすすめアップを実践しよう
- アップは『試合でのパフォーマンスを後押ししてくれるもの』と考える
→大事なのは試合が始まってすぐにしっかり動けるアップ
- 『自分のアップ』をみつけ、毎回これをすればいいという状態を目指す
初戦から動けるおすすめアップ3選
- チャイナステップ
- 素早いフットワーク
- 軽くダッシュ
- 『自分のアップ』を見つけておき、繰り返し取り組むことで『自分のルーティーン』に
今回は3選ということで
- チャイナステップ
- 素早いフットワーク
- 軽くダッシュ
をご紹介しました。
アップでバドミントンはかなり変わってきます。初戦からしっかり動けるようにアップも工夫してみましょう。