【生かし方】右利き×左利きダブルスは攻撃的バドミントンを目指そう

左右でダブルスを組んでいるんだけど何を意識すればいい?

どうしたら左右を生かせる?

皆さんは左右でダブルスを組んだことはありますか?もしくは「左利きの人と組むのは難しいなあ〜」と感じた経験はありませんか?

私は高校3年間で左利きとしかダブルスのペアを組んだことがありません。(私は右利きです)

なので右利きと組むと組みにくく感じたりすることもあるくらいです(笑)

私は高校3年間で『左右のダブルス』をたくさん練習してきました。

左右でダブルスのペアを組むことは難しいですが、戦術次第で攻撃的なダブルスを作りあげることができます。

そんな一見難しいと思われがちな『左右ダブルス』の考え方をレクチャーしていきます。

目次

はじめに なぜ難しく感じるのか?

なぜ左右でダブルスを組むと難しいの?

私が左右でダブルスを組んできて難しいと感じたことをあげてみると

  • センターがお互いにバックハンドになってしまうパターン
  • フォアで攻めたい時にパートナーにとってはバックハンドだったパターン

他にも様々なパターンがありますが、要するに…

あるパターンでは穴(二人が守備できないところ)がたくさんできてしまうこと

右利きでも同じことが言えるかもしれませんが、右利き×左利きは右利き同士よりも穴が多いのです。

それは、先ほどあげたようなセンターがお互いにバックハンドになってしまうことなどが関係しています。

私も右利き×左利きでペアを組んだ時にどうしても二人の穴ができやすいことに苦戦した気がします。

動きでカバーすることも可能ですが、やはり限界があるのでローテーションやどっちらが取りに行くのか、などをたくさん工夫する必要があります。

しかし、このような一見不利なことが多く見える右利き×左利きダブルスでも戦術でカバー、さらに強みにすることが可能です!

戦術次第で右利き×左利きダブルスは攻撃的なバドミントンができる

私が高校時代に右利き×左利きでペアを組むんだ際に感じていたのは『攻撃型ダブルスを目指せること』です。

先ほど『右利き×左利きで組むとセンターがお互いにバックハンドになるから穴ができる』と述べました。

しかし、左右に配球されても工夫次第で力強くフォアで攻め続けることが可能なのです。

右利き×左利きダブルスは攻撃的なバドミントンを目指せ

せっかく右利き×左利きで組んでいるのだからもっと生かしましょうよ、という気持ちでやってみましょう。

トップアンドバック※のポジションで左右どちらかのサイドに球が来た時、どちらかがフォア側になりますよね。

  • トップアンドバック→攻撃のポジション取り、前衛後衛の形

その時、フォア側の人を中心にした連続攻撃を考えましょう。

例えば、後衛の人がスマッシュを打って段々レシーブが甘くなっていくパターンがありますよね。

その時に普通なら前衛の人が触りに行こうとすると思います。しかし、

あえて、フォア側を空けて後衛の人に連続攻撃させ前衛まで来てもらい、前衛と後衛を交代する

こうすることで何がいいか、というと

もしクロスにリターンが来てもパートナーもフォア側になっているので連続攻撃できる

このように連続して攻め続けることができるのが右利き×左利きダブルスの強みなのです。

逆に右利き×右利きでダブルスの場合、あまりにフォアハンド側に寄って攻撃をしていると

お互いにバックハンド側を開けてしまうことになります。

クロスリターンがきた時にどちらかが取りに行ってもバックハンドできつい状態になってしまいます。

右利き×左利きではそうなることがないのでフォア側になる人を中心にラリーを展開することが可能です。

右利き×左利きダブルスで意識するポイントは?

右利き×左利きで組む時に意識することって何?

ずばり、パートナーのバックハンド側をカバーしてあげること

右利き×左利きダブルスではフォア側を中心とした展開を、という話をしてきました。

しかし、攻撃する時があれば守備する時もあるのがバドミントン、ダブルスです。

自分たちの攻撃パターンをたくさん作り出すには守備も同じようにできる必要があります

右利き×左利きで組むときはパートナーのバックハンド側をお互いに守ることを意識しましょう。

先ほども述べたように自分から見てフォアハンド側はパートナーにとってバックハンド側になりますよね。

もし、パートナーがバックハンド側に追い込まれそうだなと感じたら自分が取りに行ってあげる

このようなイメージです。

トップアンドバックの状態で自分が前衛にいる時などは可能ですよね。

  • 後衛でパートナーが左右に揺さぶられていることが読めたら取りに行ってあげる
  • 後衛でパートナーがスマッシュを打った時のクロスリターンを止めてあげる

少しの意識でラリーが劣勢から優勢になることがあります。

パートナーのことを思いやって右利き×左利きダブルスを生かしていきましょう。

今回の『ひきだし』 右利き×左利きダブルスの強みを生かしたバドミントン

最初は難しいと感じることも多いと思いますが、工夫次第で超攻撃的なダブルスができるようになります。

右利き×左利きダブルスの良さをたくさん生かしたダブルスを作っていきましょう。

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