- 人数が多いときの練習方法が知りたい!
- 実践的にレシーブを強化する練習が知りたい!
と思っていませんか?
今回は部活など人数が多い時におすすめの練習方法の紹介です
今回は人数が多い時にもってこいな『4対2』のレシーブ練習についてです。
人数が多いと練習内容が偏りがちですが、レシーブを強化するには4対2がとっても有効なのです。
- 4対2の練習方法を知ることができる
- 4対2でレシーブ練習をする際の意識ポイントがわかる
この記事では4対2のレシーブ練習についての練習方法と意識ポイントについて詳しくご紹介します。
大人数ならバドミントンのレシーブを強化!4対2のおすすめ練習方法
6人いれば行える4対2の練習ではコートにたくさん人が入れるのはもちろん、休憩することなく全員が打つので『どのポジションに入っても練習になる』のが良さです。
4対2のおすすめ練習方法
- スマッシュオンリーのレシーブ練習
- カット&クリアーを混ぜたレシーブ練習
- レシーブから攻撃に持っていく練習
基本的にスマッシュを打ってもらい、レシーブするのですが
- レシーブをどう返すか?
- レシーブしたあとどうするのか? など
返球で意識することや決まり事によって練習の内容が変化していきます。
①スマッシュオンリーのレシーブ練習
茶色の矢印がシャトルの軌道、黒の矢印が動きを表しています
この練習では『まずはスマッシュのみ』を4人側の後衛に打ってもらいます。
注意なのが、ただロングレシーブをして後衛にスマッシュを打ってもらうことがないようにしましょう。
せっかく前衛がいますから、ドライブ気味の攻撃的なレシーブで前衛と勝負しましょう。
意識ポイント
- ロングレシーブをする時はしっかり後ろまで飛ばす
- 前衛にレシーブを当てにいったあとも速さに負けないようにレシーブする
- チャンス球をあげてしまった時こそしっかり構える
- ポジションをしっかりとること
- 図のようにクロス方向に打ったらセンターに寄ってポジションどりをする
全てのレシーブ練習に共通して言える大切なことは『ポジション取り』です。
ダブルスのレシーブでは基本的にスマッシュを打ってくる人に対して『三角形』を作ります。
- スマッシュを打つ人から見てクロス側の人がセンターにしっかり寄る
- スマッシュを打つ人から見てストレート側の人はサイドにしっかり寄る
②カット&クリアーを混ぜたレシーブ練習
①スマッシュオンリーのレシーブ練習ができるようになってきたら後衛に『カットとクリアー』を混ぜてもらいましょう。
カットやクリアーが混ざってきて動かされてもしっかりレシーブすることを目指しましょう。
意識ポイント
- カットに対して素早く反応しできるだけ高い位置でヒットする
- クリアーに対しても遅れることなく素早く反応する
- 動かされて崩れてもレシーブをしっかりできるようにする
後衛のスマッシュ&カット&クリアーを担当している人はセンターも狙っていきましょう。
ダブルスの試合においてセンターは必ず狙われます。
スマッシュに限らず、クリアーも『お見合いしがち』なので意識的に狙ってあげましょう。
③レシーブから攻撃に持っていく練習
①スマッシュオンリーのレシーブ練習と②カット&クリアーを混ぜたレシーブ練習をもっと実践的にしていきます。
前衛に攻撃的なレシーブを仕掛け、そこから前に詰めて決めきるところまで行います。
実際のダブルスではずっとレシーブしているわけにはいきません。
レシーブをする中で自分たちの攻撃に持っていく必要があります。
ですから、「いける!」と察知したらすぐにドライブなどで切り返して攻撃態勢に切り替えます。
意識ポイント
- 少しでも浮いたスマッシュがきたらドライブで攻めいく
- ドライブだけでなく、前に緩い返球も混ぜてコースを限定させない
- 『守る時は守る』ようにメリハリをつけて返球が中途半端にならないようにする
スマッシュに対してドライブで返していくのは難しいかもしれませんが、速さには少しずつ慣れていきます。
まずはスマッシュに対してしっかりロングレシーブができるようにしていきましょう。
4人側もドライブに対して冷静に対応しましょう。
また、後衛は前衛が取れなかったドライブにも対応できるようにしっかり構えておきましょう。
実際の試合でも『前衛が取りに行こうとしたけど触れなかった』というパターンがよくあります。
後衛は前衛のカバーもしつつ攻撃していく必要があるので、4対2の練習から意識して取り組んでみましょう。
まとめ 大人数でも!バドミントンのレシーブ強化は4対2の練習方法がおすすめ
4対2のおすすめ練習方法
- スマッシュオンリーのレシーブ練習
- カット&クリアーを混ぜたレシーブ練習
- レシーブから攻撃に持っていく練習
- 『前衛の選手にレシーブを当てに行く』ようにドライブ気味の攻撃的なレシーブで前衛と勝負していく
- 全てのレシーブ練習に共通して言える大切なことは『ポジション取り』
今回は大人数でできる4対2のおすすめ練習方法についてご紹介しました。
人数に対してコートが少ない時や、徹底的にレシーブを強化したい時におすすめなのでぜひ取り入れてください。